AFフィルム一眼レフが使いたくなって格安のNikonF80を購入し、1ヶ月くらい使ってみたので軽く感想を書いてみようと思います。
AFコンパクトフィルムは結構人気があって価格が高騰しており、今もまだあまり落ち着いていないような感じがありますが、今回紹介するようなAFフィルム一眼レフはとてもお買い求めやすいお値段なのでおすすめです。(おすすめできない点もあるので最後に書きます)
F80は中級機の位置づけになる(?)んだと思いますが、ボディは安くて6,000円ほどで購入できます。もしハードオフとかで見かけることがあったらもっと安く買うことができるような種類かもしれませんので、もし見かけたら動作確認だけでもしてみてください。
ではまずは作例を載せていきます。
この記事の目次
1本目(ULTRAMAX400)
1本目はULTRAMAX400というフィルムを入れて使いました。
日付機能をONにして特に設定はせずに撮っていたらしく”98年”の写真がたくさん生まれました。
ULTRAMAXのおかげでネイビーの壁も真っ青になりました。
2本目(Portra400)
室内でしか撮ってないのでちょっと参考になりにくいかもしれませんが、ULTRAMAXよりも温かみのある感じになったかなと思います。
1本目はオートフォーカスなのにかなりピントを外しまくってたんですが、2本目は多少(なんとか残せるレベルの)当たりも増えました。
絞りはほぼ開放でしか撮ってないですししかもピンボケ微ブレ量産マンですが雰囲気は結構好みです。
Nikon F80ファーストインプレッション
一眼レフですが、オートフォーカスなので使いやすいですし結構軽いし価格も1万円以内で買えるおすすめのフィルム一眼レフです。
シャッタースピードは1/4000なのでかなり使いやすく日中でもフィルムの選択肢も増えて楽しいカメラだと思います。1本目と違って2本目はピント位置を調整するやり方も少しわかりましたのでまだまだこれから楽しめそうです。
使い方はまだ完璧ではありませんが、
- P(プログラムオート)
- A(絞り優先)
- S(シャッタースピード優先)
と、デジカメとほぼ変わらないような機能がついており、ピントもオートフォーカスででそこそこ速い印象。
一つ注意したい点はレンズによっては絞り優先のオートフォーカスが使えないレンズもあることです。
このカメラには、CPU内蔵ニッコールレンズ (DXおよびIXニッコールを除く)を ご使用ください。
特に、DタイプまたはGタイプAFニッコールレンズを装 着すれば、全ての機能が使用できます【GタイプおよびGタイプ以外のCPU内蔵ニッコールレンズについて 】
Nikon F80 説明書より
・Gタイプニッコールレンズは、レンズ本体から絞りリングを無くしたレンズです。
・Gタイプ以外のCPU内蔵ニッコールレンズには、 絞りリングがあります。このカメラに使用する場合は、 絞りリングを最小絞りにセットしてロックします。
リングが際小絞りにセットされていない時は、電源スイッチをONにすると表示 バネルとファインダー内表示にが点滅し、シャッターがきれません
・CPU内蔵ニッコール以外のレンズ装着時には 露出モードをMマニュアルにセットした場合のみ、CPU内蔵ニッコール以外 のレンズを装着して撮影できます(M以外の露出モードでは、シャッターはきれません)。
かなりざっくりですが、カメラについてはこんな感じです。また何度も使った後に詳細レビューも書くつもりですのでお待ちいただければと思います。
最後にフィルムAF機の注意点
ちなみにこのへんのAFフィルム機はコンパクトも含めて壊れたときのデメリットが大きいと言われています。
- メーカーサポートが終わっていて修理できない
- 修理業者さんもパーツがなくて直せない
- 修理できたとしてもパーツが少ないので修理費が高い
という感じです。MINOLTAのフィルム一眼を修理に出したときは9,000円でしたので新しく買うよりは安かったので直しました。でも今回のF80がもし壊れた場合はまた中古品を探すのが良いかなと思います。
こういうカメラは失敗もありますし、ジャンク表記なしのジャンクカメラもあるので購入する際は慎重に選んでみてください。