先日、AE-1PROGRAMの外観や特徴についてご紹介しましたが、動作の確認はしていませんでした。
その理由は電池を入れなければシャッターを押すことができないからです。フィルムカメラはすべて機械式だと思っていたころもありましたが、結構普通に電池を入れるんですよね。露出計もそうですし。
というわけで、前回軽くしかふれなかった“CanonのAE-1P(Program)の電池”についてご紹介します。
AE-1は4LR44Pという電池で動きますよ。
この記事の目次
Canon AE-1 PROGRAMの電池について
AE-1 PROGRAMは4LR44Pという電池を入れることによって電源が入り、シャッターを切ることができるようになります。
しかし、この電池は普通の電池コーナーに並んでいるわけではなく、主にカメラ専門店か通販(Amazon・楽天・ヨドバシドットコム)で取り扱われています。
今ではAE-1Pの情報を書かれている方は全然いなくて古い情報が多いんです。だからなかなか電池の情報にたどりつけませんでした。
今は再びフィルムカメラが流行っていますが、一時はこの電池はあまり使われていなかったみたいなんですよね。
だから間違った情報や、今は作らなくても大丈夫な“改造電池”の情報がまだまだ残っているので、
「すぐに買えるよ!」
ってことを書いておきたかったわけです。
というわけで、ついでに
4LR44Pはこんなやつ
古臭い感じはなく今でも生産されています。
注目したいのが、LR44の表記。これは100円均一でも売っているのですが、4LR44PというのはLR44を4つ繋げた電池っていうことなのです。
だから電池を簡単に改造して使われている方もいらっしゃったんですよね。
ちなみに一番簡易的だと感じたのがボタン電池の間にアルミホイルを挟んで厚みを増やして使っている方を見たときです。
この例はもしかしたらRollei35の方だったかもしれませんが、そんな使い方もできるのかと驚きました。
Canon AE-1Pの電池を入れてみる
ではやっとこさですが、入れてみましょう。
電池ボックスはグリップの下にあります。
グリップもしっかりとした作りで、電池ボックスのフタを開けれないように少しだけグリップを重ねているのは考えたなあと思います。
ちなみに電池ボックスは簡単に開きますので、グリップはなるべく無くさない方が良いですね!
というわけで、電源を入れると…
ファインダー内にLEDが点灯!これでシャッターを切れます!
シャッターを切ってみました。
あれ?
あれあれ?
最後に……
中途半端ですが、今回の記事はここまでにします。
実はこのカメラは、イヤ~な特徴があるんですね。それはあのシャッターの異音。
初めて聞いた時は「なんだこれ?」と思いましたが、調べてみるとあの「キュンッ」という音は鳴きというらしいです。
「キュンッ」じゃねーよバカ。かわいくないよ!
それではまた〜。
>>>キタムラで見る
▼Canon AE-1Pのシャッター音がおかしかったので直しました
>>>シャッター音がおかしい!Canon AE-1PROGRAMの“鳴き”を直す方法