『Konica C35 E&L』一目惚れレビュー

クラシックカメラの外観にハマり始めて手を出してしまった『Konica C35 E&L』

出会った瞬間に購入したこのカメラは名前すらも知らないモノでした。メルカリでカメラを物色していたところたまたま目に留まったのですが、なんとお値段が2,222円

さすがに安すぎるのでジャンク品だろうなとは思いましたが、この価格なら使えなかったとしても、自分でいじり倒すのもアリかなと思って購入。

大きなことを言っていますが、フィルムカメラを直した実績どころか、今まで使ったことがあるフィルムカメラは「写ルンです」だけですけどね。笑

というわけで、お試しで買ったコンパクトフィルムカメラ『Konica C35 E&L』の見た目についてご紹介します。

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『Konica C35 E&L』のデザインがかわいすぎる

C35 ジャーニーコニカ

メルカリで購入してから到着するまでの期間は4日ほどでした。開封した瞬間「これ全然問題なく使えるんじゃない?ジャンク品じゃないでしょ」と思い、1970年代に作られたとは思えない綺麗のカメラに驚きました。

表から見る感じはまさに自分が求めていた可愛らしいクラシックカメラ。よく眺めると、ところどころすり傷や変色は見られるものの、レトロ感があってそれも味かなあと。

ジャンク品で気を付けたほうが良い点は大きな凹みがあるかどうかだそうです。カメラは精密機械なので、凹みがあると正確な動作をしない可能性もあるみたい。

C35 ジャーニーコニカ
C35 ジャーニーコニカ

この子、実はジャーニーコニカでも初代ではなくE&Lというタイプで、初代やほかのタイプよりも簡易的な作りとなっているようなんですよね。

簡易的とはいえ、メインの部分はしっかりと作られているので何も問題ないのですがほかのモデルと異なる部分もご紹介します。

【E&Lの使い方】KONICA C35の初代とE&Lの違い

C35 ジャーニーコニカ

使い方は目測で距離を測ってシャッターを切るだけ。それだけなんですが、簡単にE&Lと普通のジャーニーコニカの違いについてご紹介します。

  1. 連動距離系がない
  2. ゾーンフォーカス(目測)
  3. タイマー機能がない

連動距離系は年配の方からすると、少し見にくいという声もありますので好みの問題です。このE&Lの場合は目測で距離を測ってピントを合わす方法を採用されたカメラのようです。

より簡単に撮れるカメラとしてたくさん世の中に出て行ったみたいですね。

C35 ジャーニーコニカ

1メートル・1.5メートル・3メートル・無限遠の設定が可能。距離は自分の感覚で測るしかありませんが、

  1. 1メートルは人の胸から上の辺り
  2. 1.5メートルは2人で撮影
  3. 3メートルは3人で撮影

大体こんな感じの基準が設定されています。

両手を大きく横に広げる=自分の身長くらい(だいたい)

これもなんとなくは参考になると思います。

簡易的でもしっかりと作られているので安心

簡易カメラなのに、一番大切なレンズの部分は安物を使っておらず、38mmF2.8 HEXANON(ヘキサノン)になっています。

ヘキサノンの意味は「蛍石」で、高級レンズということです。

レンズによって写真の仕上がりはかなり変わるので、安く買えるのにしっかりとしたレンズを使われているのはとても嬉しいです。

メルカリで買ったジャンク品はノークレームノーリターン

僕はメルカリでクラシックカメラを買うのは、結構おすすめなんじゃないかなと思い始めています。

どうしてもどうしてもどうしても納得いかない場合以外はノークレーム。(まだクレーム入れたことはないです)オークションやフリマは自己責任の部分が大きいので、納得して買える方にはおすすめです。

このくらいは許せるなと思える基準を決めておくとトラブルはないかなと。最初にしっかり質問をしておくのも良いと思います。僕は多分今後も質問なしで、諦めれるくらいの値段のモノしか手を出すつもりはないですけどね。

コンパクトフィルムカメラ以外にも、結構たくさんのマニアックなカメラが出品されていますのでぜひチラ見を。

今回買ったジャーニーコニカの状態は?

外観は予想以上に綺麗で磨けば光りました。

しかし、

C35 ジャーニーコニカ
貼る前

内部のモルトがボロボロで張り替えが必要でした。完全に剥がして張り替えの作業をしなければならないので、まあまあ大変。

C35 ジャーニーコニカ
貼った後

モルトプレーンという専用のシートがあるのですが、隙間テープで代用したり、100均で似たようなフェルトのようなものを貼っている方もいました。

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代用品で済ます人が多い理由

  1. カメラ屋に売っていない
  2. 100均、ホームセンターでも売っていない
  3. 値段が高い(amazonのキットは800円でした、高くない…!)
  4. 遮光できれば良いから、黒で隙間を埋めることができるものがあればよい

単純に近場での取り扱いがないってのもありますが、遮光できて隙間をしっかり埋めることができればなんでも良いんですよね。ただ、もちろんしっかり隙間を埋める技術は必要なので、モルトプレーンを買ったほうが良いのは間違いないしょう。

僕の場合はジャンク品を買ったので、まずは代用品で試して写真を現像するところまでやってみてから考えようかなと思っています。

正直、完璧な遮光ができたかどうかは現像結果次第です。笑

厚みは何種類かありますので、隙間の幅に合わせてください。

最後に

今回は『Konica C35 E&L』の紹介でしたが、ほかにも埋もれているクラシックカメラはたくさんあります。

フィルム初心者の僕が語るのも恐れ多いのですが、とにかく素敵なカメラに出会ったなあという印象です。ジャーニーコニカは見た目のかわいさだけではなく、搭載されているヘキサノンレンズのおかげで写りの評価もすごく良いんですよね。

この土日での旅行で少し撮ってきたので、現像結果が楽しみ仕方ありません。

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higekoi9

higekoi9

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