『ゴールデンハーフ』というハーフカメラをメルカリで手に入れた話

メルカリでカメラを物色するのにハマってしまいました。

スノーボード用品を売るために始めたメルカリですが、売るだけではなく“買う”ほうもなかなか楽しいんじゃないかなと思っています。

メルカリの良さは「ちょっとお試しで買ってみようか」って気持ちになれることではないかなと。

C35 ジャーニーコニカ

ちなみに以前ご紹介したKONICA C35(上の写真)もメルカリで2,000円で買いました。

今まで、“かなりハードルが高いと思っていたフィルムカメラを2,000円で始めることができた”っていうのはすごくありがたいと思います。

カメラに限らず、気楽に始めれる。そんな出会いがありそうなメルカリ。

そんなこんなで今回もメルカリで買ったカメラをご紹介します。

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トイカメラ『ゴールデンハーフ』をメルカリで購入

ゴールデンハーフ

『ゴールデンハーフ』というカメラが新品で出品されていたので即買いしました。

  1. メルカリマネーが貯まっていた
  2. 1,000円以下だった

Contax T2 が欲しくていろんなモノを売りまくっていたので、メルカリの中に結構お金が貯まっていたんですよね。
そんなこんなで余裕があると調子に乗るもんでほかのカメラも見てみようと思いまして。ハーフカメラというフィルムを半分に分けて撮れるカメラも物色していたら……会ってしまいました。

多分たいしたカメラではなくて、フィルムのトイカメラなんですが、

  1. 新しそうな見た目
  2. ちょっとかわいい
  3. ケースに入っている新品

という条件が揃って即購入。やばいやばい。

ゴールデンハーフってどんなカメラ?

ゴールデンハーフ

こんな感じです。

  1. フィルムカメラ
  2. ハーフ(フィルムを半分にわけて36枚撮りで、72枚の写真が撮れる)
  3. 焦点距離22mm
  4. F8,11
  5. シャッタースピード 1/100
  6. 最短撮影距離1.5m
  7. フィルムもセット
  8. ゴールデン?

トイカメラなのでハイスペックではありません。定価も5,000円しないくらいなので、1,000円程度で出品されていたのも頷けます。

使用感はちゃちい。シャッター押せてるの?って感じです。

絞りもF8,11なのでボケ感を楽しむのも難しいです。でも写ルンですのように、どんな撮り方をしても良い感じになるような設計がされています。

フィルムを巻いてシャッターを切る。たったそれだけ。誰でも使えるカメラです。

ゴールデンハーフ
裏側はこんな感じ

見た目はとても可愛らしく、子どもにプレゼントしても良いかもしれません。

フィルムの入れ方

ゴールデンハーフ
ゴールデンハーフ

サイドにあるポッチを下げて

ゴールデンハーフ
ゴールデンハーフ

パカッ!

プラスチックなので、おもちゃ感がすごい。

ゴールデンハーフ

フィルムを入れる場所がちゃんとあるのでスススッと入れます。軽くね。

ゴールデンハーフ
ゴールデンハーフ
ゴールデンハーフ

こんな感じ。

フィルムの巻き方は以上です。これで蓋を閉めて撮影するだけです。が、実はこのゴールデンハーフ、ここまでくるのに時間がかかってしまったんです。

ゴールデンハーフのベタベタ問題

ゴールデンハーフ

このカメラはグリップ部分だけでなく、ボディの黒いところ全体がゴム質の作りです。おそらく長期間保管していると溶けてベタベタになってしまっているんですよね。

これは生産側、素材選びからの問題だと思うので、メルカリで出品されてた方に問題があるわけではありません。

もちろん、Amazonで購入された方もAmazonを恨むのではなく、メーカー側にクレームを入れて頂きたいかなと思います。

実際、使う気にならないくらいベタベタでした。

本来の金額でこの問題が発生していたら本当にショックが大きいですね。箱を開けてカメラを触った時に「はっ!?なんじゃこりゃ!」っていうくらい。

すぐに調べてみたんですが、Amazonのレビューでもしっかり書かれていました。ブログでも出てきました。これは使いたくないなあって方もいました。

でも諦めないで欲しいんですよね。使えます。

ベタベタは気合いで取れます。発売からもう8年ほど経過しているので、買う方もいないかもしれませんが、綺麗にしてみたのでお困りの方は参考にしてください。

ゴムのベタつきを取る方法

調べてみると、「ゴム質のベタつきはアルコールで取れるけど、このベタつきはなかなか取れない」と書かれていました。

結論から書くとアルコール+α(マスキングテープで養生)で取れました。

アルコールは軽く拭き取るのではなく、気合いでゴシゴシゴシゴシと結構力強く拭き取る必要があります。

手順

  1. アルコールでゴシゴシ拭く
  2. マスキングテープで全体を覆う
  3. アルコールで拭く
  4. マスキング
  5. アルコール
  6. 終わり

最後の工程がマスキングではなく、アルコールで終わるのがポイントです。

アルコールはこれではないけどなぜか我が家には、アルコールが転がっているので助かりました。

マスキングテープは適当で良いと思います。

ゴールデンハーフ

ドゥン。

結構かわいいじゃないか。マスキングカメラ。

ゴールデンハーフ

ティッシュが黒くなっているのがゴムを拭き取った跡です。

ゴールデンハーフ

途中経過。まだまだベタついてそうなのがわかります。

このあともう一度アルコールで拭いてマスキングをして、しっかりアルコールで綺麗にしたら完成。

新品で買った方は結構怒ってたのですが仕方ないかなあと思います。それくらいベッタベタ。

新品では買わない方が良いと思いますが、メルカリではまだ出品あるのでもし買った方は参考にしてください。綺麗になったらかわいいです。

1,000円ならまだ頑張って拭けます。これが5,000円なら…返品するかも…。

最後に

まだ4枚しか撮っていないので、現像はまだまだ先ですが、作例を見てみると意外と良い感じに撮れているので撮り終えるのが楽しみです。

小さく軽いボディなので、スナップカメラとしてポケットに忍ばせておくのはアリかもしれません。

今回はカメラの購入で失敗した話になってしまいましたが、メルカリでカメラを探していると、全く知らなかったカメラも結構出てくるので楽しめています。

今後の参考になりますからね。

ゴールデンハーフを買いましょう!って締め方はできませんがなかなか良いカメラだと思います。

本格的なハーフカメラOLYMPUS PEN EE3も使いました。

とてもゴールデンハーフ同様にフィルムを巻いて撮るだけ。簡単なのに写りはすごい!

面白いカメラなのでぜひごらんください。

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higekoi9

higekoi9

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