ISO400のカラーネガフィルムについてのまとめページです。
作例や特徴、使ってみた感想を紹介します。
ISO400は常用フィルムとして使いやすく、常に入れておいても朝昼晩いつでも気兼ねなくシャッターを切れるので必ずいくつかは自宅にキープしておきたいフィルムです。
ISO400のフィルムは安くて鉄板だったX-TRA400が廃番になったことにより、低価格フィルムがなくなりました。
2019年ごろまではULTRAMAXは600円ほどで購入できたイメージですが、今では1本1,000円を超えています。
フィルムの価格は全体的に高騰していますが、それでも続けるだけの魅力はあると思いますのでぜひ参考にしてみてください。
品名 | 参考価格 | 雰囲気 (個人的に) |
【廃番】 FUJIFILM X-TRA400 | 13,000円弱(3本) 海外パッケージあり | いかにもフィルムって感じ。 緑や青が濃い |
FUJIFILM PREMIUM400 | 1,600くらい(1本) | 緑が鮮やか・彩度は高め |
【廃番】FUJIFILM PRO400H | なし | 青っぽい/人肌が綺麗 |
KODAK ULTRAMAX400 | 2,500円前後(1本) | 青っぽい |
KODAK PORTRA400 | 4,000円弱(1本) | 自然な色味/肌が綺麗 |
Lomography CN400 | 8,000円(3本) | 赤やオレンジが特徴的 |
この記事の目次
FUJIFILM X-TRA400【廃盤】
すでに廃盤になっているX-TRA400ですが、いまだにX-TRA400の復活を願う声も多くとても人気のあるネガフィルムです。
現在は日本で購入することはできませんが(たまにAmazonに出てるかも)、B&Hではたまに海外版パッケージも出ているのでチェックしてみてください。
特徴や使用感
緑色がとてもよく綺麗に写る発色の良いフィルムという印象です。良くも悪くも特徴が少なくとても使いやすい。
でも絶対に持っておきたいフィルム。っといった意見も多く僕も同じ感想です。
作例
ぜひともまた使いたいフィルムです。
▼高いけどあります
FUJIFILM PREMIUM400
X-TRA400が廃盤になったことにより代替品としてフジから提案されているPREMIUM400。
価格は1本1,100円ほど。
特徴や使用感
緑色が綺麗な点は似ていますが、X-TRA400よりは彩度が高く感じ、ちょっとだけ現代的な写りになる印象。代替品としてはどうかなという意見もちらほら。
あまり好んで使っていませんでしたが、写真を見返すと安定感があり普段使いにはちょうど良いのでは…と思い始めています。
Amazonのレビューは4.5以上の高評価。
作例
春から夏に似合うフィルムかなと思いました。
FUJIFILM PRO400H
富士フイルムのプロ向けポートレート用フィルムとして使われることが多いPRO400H。
お値段は若干高いですがとても人気のフィルム。
特徴や使用感
個人的にはかなり好きな写りをするフィルムですが、値段で比較するとあとで紹介するポートラ400をどうしても選んでしまうのでそこまで使用頻度は高くないです。
僕の周りではポートラ400よりもこちらの方が好まれている印象。
寒色よりの色味でハイキーで撮るとすっきり爽やかな写真に仕上がります。
作例
ハイライト部分が青っぽいですかね。
▼廃番になり価格が高騰しています。(ほぼなくなりました、あっても驚くほど高い)
KODAK ULTRAMAX400
Kodakでは比較的安く手に入る常用フィルム。
結構特徴的な写りをすることで人気がありますが、現像オーダー次第ではかなり使いやすいと思っています。一時期こればっかり使ってた。
特徴や使用感
青みに特徴があり(濃い)特徴仕上げや、自動補正でスキャンをしてもらうとかなり青い写真仕上がってしまう印象。僕は”淡め”とか”明るめ”とかでオーダーをすることが多いです。
逆光気味に撮った写真がとても好き。
青は濃く出てしまうかもしれませんが、肌色は結構綺麗。
作例
ウルトラマックスのオレンジが結構好みです。
KODAK PORTRA400
今まででダントツ一番使っているフィルム。
フィルムカメラを始めたころはX-TRA400を使っていましたが、廃盤になってからはポートラ400ばっかり。
日本のAmazonで買うと5本で7,000円ほどしてしまいますが、B&Hで買うと5,200円くらいなので、ポートラ400とウルトラマックスなどを一気に注文しています。
特徴や使用感
ポートラというだけあって肌の色が本当に綺麗で家族を撮るのに最高のフィルムだと思っています。本来は作品撮りに使われていたのでしょうけど、僕は家族しか撮らないので…。
みずみずしさや透明感、空気感というふわっとした表現になってしまいますが、「すごい良い空気感」という言葉が似合うフィルムです。
とにかく自然な色味で最高。大好き。
作例
海にもよく合うフィルム。
プロフェッショナルフィルムなので高いだけあって写りは素晴らしいと思います。
Lomography CN400
特徴的な写りをするフィルムが多いロモグラフィーですが、CN400は使いやすくて人気があるフィルムです。
今は1,000円くらいしますが、僕がフィルムを始めたころは1本あたり600円くらいだったので結構お気に入りでした。
値段が高くなってきたので買う頻度は減りましたが、また使ってみたいフィルム。
特徴や使用感
スキャンによって違いますが、赤やオレンジが特徴的と書かれているフィルムです。僕は青のほうが特徴的な気もするんですが、たまに赤が濃いなと思うときも。
肌は結構好きな色味なので息子を撮るのにもいい感じ。
作例
久々に見るとどれも結構自然で良い感じ。
ISO400のフィルムまとめ
個人的に一番使っているのはポートラ400で今後使いたいフィルムもポートラ400です。
でもこうしてまとめてみるとどれも良い感じなので、思い出を写すにはどのフィルムでも良いかなって思いました。
Lomoは安いうちにまた使いたいです。
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